こんにちは。ぺん姉さん(@penpenwaker231)です。
この頃、SNSでしつこく特定のアカウントに付き纏われた経験の方はいらっしゃいますか?
私自身が数年前にブログ運営を開始した時に困った人が問い合わせ欄からメールをかなりの数で送信してきて困ったことがあります。
今では、SNSで粘着タイプの人がアカウントを変えて付きまとってきたケースがあります。
離れてくれるまで根気比べになりますが、対処法はあるので参考にしてみてください。
この記事は2021年7月28日に公開し、一部加筆・最新情報を追加しています。
どういう人を「粘着タイプ」っていうの?

粘着というからには、とにかく誰か自分の気になる人を見つけると「離れないやめられない」タイプで、相手が「いやだ」と意思表示をしていても離れてくれないのです。
付きまとわれている人が「やめて」と意思表示をしていても、「僕(私)に興味をまだ示している」と勘違いることが多いです。
要するに「相手の気持ちなんてフル無視。自分の思いだけが通ればいい」。
そういう考え方の方が多いと思います。
周りが気がついて「やめてあげてよ」と言っても、忠告や注意は無視で、自分がやっている行為は周りが見てもおかしいとさえ気がつきません。
友人で性格が粘着質タイプの人がいたとしても、友人の目からは全くわからないというのも「ネットでの粘着質タイプ」の特徴でしょう。
ネットでの粘着タイプの行動は?

実際にネットでの粘着タイプさんはどこで行動をしているのでしょう?
- TikTok
- ブログ
いずれかで活動をしていて、気になる人をチェックして、執拗に追いかけてきます。
何が原因でかは、個人で違うと思いますが、ちょっとしたきっかけで執拗につきまといを受けます。
SNS系なら、気に入った子(若い女の子が多い)へ執拗にフォローしたり、気に入らない意見に執拗に食い下がるなどでしょう。
最近ではフォローした人のフォロワーさんをチェックして、どういう人物かを分析している人がいます。私が実際にされてフォロワーさんにご迷惑をかけそうになったので、即フォローをやめてブロックしています。
なぜわかったかというと、その方のつぶやきで判明しました。
ブログなら、記事内容が気に入らなくて、記事を修正させようとするか削除要求ですね。
粘着質人物がネットで行う原因とは?
ブログを書いている人は、それなりに注意を払って書いていても、読み手が全ていい人ではないし、どうしても粘着質な人に見られてしまうのは避けようがないです。
ただ、些細な記事内容から「気に入らない」「自分の意見が絶対正しい」と何か食い違う正義感から訂正を求めようとしてきます。
当時無料ブログを利用していたので、運営に相談したけれど、相談していたことをTwitterでつい話してしまい司法沙汰になりかけた経験はあります。
もし、対応に困った時は運営などへの通報はいいのですが、通報したことは内緒。粘着質の人はどこかで監視していて、何も悪くない自分が悪者に置き換えられます。解決するまでは絶対に他人に話さないでくださいね。
どうしても誰かに相談したい場合は、DMや電話など相手に見えない形で連絡してください。
SNSでなら、複数アカウントで執拗に追いかけてくる
SNSでなら、複数アカウントを目的別で利用できる点から、つきまといのターゲットの子が決まれば、一度フォロワー外しを受けても違うアカウントで追いかけてくるケースはあります。
最近のInstagramでは、複数アカウントと関連があると思われるものも一挙に拒否できるような仕様に変わっています。鍵垢でなくてもできます。
TikTokで顔出しをしている方が増えていますが、これも執拗に追いかけられる原因で、粘着質の人が気に入った人なら、しつこくつきまとってくることになり、アカウントを閉鎖するまでに発展します。
それって、楽しくないですよね。
粘着質への対処法とは?順番に時間をかけて解決していく

粘着質な人から解放されるには、少々時間はかかりますが、こちらから特に相手をしなければ、大概自己解決できます。
私自身も、無料利用可能なブログサービスで司法沙汰になりかけた時に、運営からの提案で行った対応で相手が折れて退会していきました。(裁判に発展する前だったので相手の本名は知りません)
つきまといは女性が被害者のパターンが多いと思えば、男性が被害者になっているケースもあります。対応は共通なので、順番に解決していきましょう。
まずSNSは解決できるまで鍵アカウントにすること
粘着質の人は、まずSNSから相手の行動パターンをチェックしていきます。そしてどういう交友関係があるかもチェックしていきます。
粘着質の人が万が一フォロワーだったということはありますが、まず先にSNSのご自身のアカウントを鍵アカウントにしてください。
まず鍵をかけることで、粘着質の人があなたの行動をチェックしてくることはありません。
万が一、粘着質の人が昔からのフォロワーさんだったというケースなら、鍵アカウントの中にとりこむことにはなりますよね?
このケースなら、フォロワー外しをした上で泳がせておきましょう。ブロックする手はありますが、相手の気持ちに刺激を与えてしまうので、ブロックは最終手段にしてください。
場合によっては無言でブロックするしかないです。
執拗なフォロワー申請は無視で
私はInstagramとTikTokでされたのですが、執拗にフォロワー申請を受けて困った経験があります。
インスタグラムは最高5個アカウントが作成できるといわれていますが、5個以上に作れる方法はあるようです。(まだ確定ではないのでこの辺で)
TikTokで手話歌をしていると、自分の顔を出さなければいけません。そこで、困った人に付き纏われて、鍵アカウントにしました。それでもつきまとってくるので、手話や手話歌をアップするのをやめざるをえなくなりました。
根負けして退会した方がいいことはありますが、続けていきたいなら、執拗なフォロワー申請を無視していても大丈夫です。
もし、DMがきたとしても無視で大丈夫です。
現在(2021年11月17日)、TikTokで海外アカウントの撮影したものが、おすすめにあがるようになりました。思わずコメントをしてしまうと、海外の怪しげなアカウントにフォローされるケースが出ています。
海外からの怪しいアカウントがほとんどですので、即刻ブロックでもいいのですが、ひどくなる場合は、落ち着くまで鍵アカウントで対応でよいでしょう。
撮影するものや人物・場所には十分気をつけて
実は粘着質の人は、相手になってほしい人の撮影している画像を細かくチェックしています。
私には現在高校生の子供がいますが、子供関連や家族関連の写真は全く載せないと決めています。
書いたり写真を掲載(加工処理を含めたものも)と、簡単に所属校がバレることがあるし、家を特定されてしまうこともあります。実際に細かく書いてしまったがために、ひどい目にあった方を知っています。
子供さん関連は特に制服などでばれやすいので、注意してくださいね。
家の中でも窓から映る景色で、場所がわかるケースも増えています。撮影には十分気をつけてください。
司法沙汰になるかもしれないケースになった?
相手があまりにも執拗な行動をする時は、証拠となるものは全て魚拓を取っておいて、保管しておいてください。これが相手にとっては「ごめんなさい」と二度としない証拠になります。
もし相手から裁判所の呼び出し状が来た時は、すぐに最寄りの弁護士に相談してください。
無視をしていると、本人欠席裁判で賠償金支払いなど不利益を得ます。
法テラスなど気軽に相談できる場合はありますが、日弁連のホームページから自分が住んでる最寄りの都道府県の弁護士会へたどり着きますよ。
もし、家の周りに不審者がいると気づいた時も、証拠になるものを揃えて警察へ相談してください。ネットでの証拠まで揃っていれば対応してくださるケースもあります。(残念ながら取り逃すケースもあるので)
粘着質の人は無視されたら今度は「司法へ」と考えるので、狙われてると思ったら一度SNSから離脱したり、ブログ更新を停止してください。
しばらく放置しておくのは、アドセンスやアフェリエイトの収益、SNSからの仕事紹介が減りますが、自分の身の回りの安全最優先で動けば、また取り戻せます。
まずは自分で安全確保。時間はかかるけれど解決はできる!

実生活でも「ストーキング」というものはありますが、今コロナ禍のせいか、ネットの世界でのストーキング行為が横行しているように感じます。
現実と仮想世界がわからなくなってきている証拠でもあります。
ただし、ネットの世界はうまくたどると証拠をつかめる特性があるので、上手にかわせば大きな被害につながりにくいです。
あまりにもひどい場合は、弁護士さんに依頼することがでてきますが、大概はご自身で解決できることがたくさんあるので、十分ご自身が書いた内容に気をつけてくださいね。
大したことでなくても、相手にとってはおいしい食事につながりますからね。
では!
【追記:2022年2月8日】
この記事で対応策を紹介させていただきましたが、ひとりで悩まず体験談をシェアしたり、最近の裁判例の紹介をしたサイトが登場しました。
粘着質な嫌がらせはもちろん、誹謗中傷への対応も紹介されています。
弁護士紹介窓口はありませんが、体験談から自分が今対応しているつらさを解決する道は見つけられるので、ぜひ困った時は「TOMARIGI」を訪問してみてくださいね。