こんにちは。ぺん姉さん(@penpenwaker231)です。
あなたはSNSまたはブログで特定のアカウントにしつこく絡まれた経験はありますか?
私自身は、数年前にブログ運営をはじめた時に、もう裁判沙汰までいきかけた人の対応で困ったことがあります。
今の私は困った人に遭遇することは減りましたが、知り合いでSNSやブログ運用をやめた人は多いです。
離れてくれるまでは根比べですけれど、「困った人の特徴や手口」を知っていると、自力での対応はできます。
自力では難しことはあるし、身の危険を感じた場合はすぐに警察や弁護士に相談してくださいね。
では、ネット界での「困った人」への対処法を特徴と一緒に紹介します。
対処法とは?順番に慎重に時間をかけて解決していく

粘着質な人から解放されるには、少々時間はかかるけれど、こちらから特に相手をしなければ大概自己解決できます。
つきまといは女性が被害者のパターンが多いと思えば、男性が被害者になっているケースもあります。
つきまとわれて、アカウントを追跡してみると「いやがらせ専用」垢を作っているケースが多数でした。
それではしつこくつきまとわれて、嫌な思いを断つにはどうすればいいでしょう?
まずSNSは解決できるまで鍵アカウントにすること
粘着質の人は、まずSNSから相手の行動パターンをチェックしていきます。そしてどういう交友関係があるかもチェックしていきます。
粘着質の人が万が一フォロワーだったということはありますが、まず先にあなたのSNSアカウントを鍵アカウントにしてください。
まず鍵をかけることで、粘着質の人はあなたの書き込みを見れなくなります。
もし、鍵アカウントにしてから、攻撃用のアカウントを取り込んでいることがわかれば?
ミュートで様子を見て、「こりゃダメだ」とわかればブロック解除してください
執拗なフォロワー申請はミュートか無視。最悪ブロック!
あなたは執拗にフォロワー申請を受けて困った経験はありますか?
インスタグラムは最高5個アカウントが作成できるといわれていますが、5個以上に作れる方法はあるようです。(まだ確定ではないのでこの辺で)
SNSは複数アカウントができるようになったのは、ユーザーから「目的別に分けたい」との要望が強く、複数作れるようになりました。
複数アカウントでつきまといって嫌ですよね。
根負けして退会した方がいいことはありますが、続けるなら執拗なフォロワー申請はミュートや無視でいいです。
あまりにもしつこい申請がくるなら、通報してからブロックしましょう。
Instagramは特定のアカウントをブロックではなく「ブロック対象のアカウントと関連性がある」とみなすアカウントまでブロックできるようになりました。
撮影するものや人物・場所には十分気をつけて
粘着質の人は相手になってほしい人の撮影している画像を細かくチェックしています。
撮影した写真を加工、例えば家族写真の顔部分をスタンプで誤魔化していても、個人特定につながるツールは闇で出回っています。
実際に細かく書いてしまったがために、ひどい目にあった方を知っています。
ニュースでも紹介されましたが、写真の眼球に写っている景色から家を特定されるケースもあるので、写真掲載は気をつけてくださいね。
どういう人を「粘着タイプ」っていうの?

粘着というからには、とにかく誰か自分の気になる人を見つけると「離れないやめられない」タイプで、相手が「いやだ」と意思表示をしていても離れてくれないのです。
要するに「相手の気持ちなんてフル無視。自分の思いだけが通ればいい」。
周りが気がついて忠告しても、自分がやっている行為がおかしいとは全く思いません。
友人で性格が粘着質タイプの人がいたとしても、友人の目からは全くわかりません。
ネットでの粘着タイプの行動は?

実際にネットでの粘着タイプさんはどこで行動をしているのでしょう?
- TikTok
- ブログ
いずれかで活動をしていて、気になる人をチェックして、執拗に追いかけてきます。
何が原因でかは、個人で違うと思いますが、ちょっとしたきっかけで執拗につきまといを受けます。
SNS系なら、気に入った子(若い女の子が多い)へ執拗にフォローしたり、気に入らない意見に執拗に食い下がるなどでしょう。
ブログなら、読者の方が「自分はこう思う!書き直せ」と修正や削除要求が多いです。
こちらに非がある場合は、連絡の上で対応しますが、いたずらだと分かった場合は、秘密の対応をさせていただいています。
このブログには、記事に対するコメント欄は作っていません。過去にコメント欄を作った為にいたずらをされてブログへの信頼度を失った為です。
個人対応が難しくなった時は遠慮なく司法へ!

相手があまりにも執拗な行動をする時は、証拠となるものは全て魚拓を取っておいて、保管しておいてください。
証拠が必要となった時は、魚拓(スクリーンショット)が相手が「つきまとい」をした証拠になります。
SNSでのトラブルは一応運営へ申し立てをし、無料ブログの場合も運営に申し立てをしてください。
運営に申し立てをした場合は、決してトラブルが起きていて対応していることは公表はやめましょう。相手もSNSやブログはチェックしています。
ワードプレスで作ったブログであれば、解決できるまではメンテナンスモードにです。
もし相手から裁判所の呼び出し状が来た時は、すぐに最寄りの弁護士に相談してください。
無視をしていると、本人欠席裁判で賠償金支払いなど不利益を得ます。
法テラスなど気軽に相談できる場合はありますが、日弁連のホームページから自分が住んでる最寄りの都道府県の弁護士会へたどり着きますよ。
もし、家の周りに不審者がいると気づいた時も、証拠になるものを揃えて警察へ相談してください。
ネットでの証拠まで揃っていれば対応してくださるケースもあります。(残念ながら取り逃すケースもあるので)
粘着質の人は無視されたら今度は「司法へ」と考えるので、狙われてると思ったら一度SNSから離脱したり、ブログ更新を停止してください。
しばらく放置しておくのは、アドセンスやアフェリエイトの収益、SNSからの仕事紹介が減りますが、自分の身の回りの安全最優先で動けば、また取り戻せます。
まずは自分で安全確保。時間はかかるけれど解決はできる!

実生活でも「ストーキング」というものはありますが、ネット界のストーキングほど怖いものはありません。
現実と仮想世界がわからなくなってきている証拠でもあります。
ただし、ネットの世界はうまくたどると証拠をつかめるので、落ち着いて対応すれば大きな被害につながりにくいです。
あまりにもひどい場合は、弁護士さんのお世話になりますが、大概はあなたの手で解決できるので、怖がらずに落ち着いて対処すれば大丈夫ですよ。
【追記:2022年6月14日】
SNSやブログへの粘着と背中合わせなのが「誹謗中傷」ではないでしょうか?
私自身も「これは私への誹謗中傷でないか?」という書き込みは見かけて、念のためにスクショは撮影して保存しています。
昨今誹謗中傷被害が多く、厳罰化を望む声が増えていました。
ようやく2022年6月13日に「侮辱罪の厳罰化」として拘禁刑が創設されました。
「誹謗中傷を食い止める」という力をつける為に、従来の侮辱罪の内容に「1年以下の懲役、禁錮。30万円以下の罰金」が付けられました。
しかし、裁判に持ち込むまでの順序はほぼ変わりなく、日弁連からは「表現の自由を侵害するものである」との声が出ています。
まだ議論の余地があるとして、成立3年後に検証するとされています。
「侮辱罪」は最近できた刑事罰ですが、実際に起きた話と対応策を紹介したサイトが開設されているので、こちらも合わせて読むといい解決策が見つかるでしょう。