こんにちは。ペン姉さん(@penpenwaker231)です。
明日(2021年7月6日)から、FP技能士試験9月実施分の申し込みが始まります。
2級・3級は日本FP協会と金財と受付日・締切日は同じです。1級は特殊なため、ここでは、主に2級受験メインでお話を進めます。
私は、実技は合格しているので学科だけを受験すればいいのですが、連続で不合格という結果。AFP®︎の基本研修は修了しているから、学科を合格させて「完全合格」させればいいだけなんです。
ところが!
学科だけのはずなのに合格できない。
AFP®︎基本研修のために同時で受講した2級講座でようやく実技のみ合格できたのですが、学科のみ受験では、全く歯が立たない。
とヒントを出していただいた上で、今9月試験に向けての勉強を進めています。もちろん、受験申し込みはします。
もし、受験をどうしようか迷っている方のために、今まで使ってきた(現在使用中)の参考書類や勉強法について紹介します。
2級受験時から通信教育か独学か迷うかも

私は過去に金融系会社に勤めたことがなくて、3級受験を目指す時に多いに悩んだところです。
参考書を立ち読みにしてもちんぷんかんぷん。
一応、FP受検生なら買うであろう有名参考書と問題集を買いました。
参考書と問題集は買ったけれど、初学の私には難しすぎて、結局通信教育のお世話になりました。
それが、スタディング「FP2・3級講座」でした。
全くお金などの業界で働いたことがない方や、少し独学で勉強したけれどわかりにくいという方は、通信講座を利用してもよいと思います。
3級はこの講座を受講して合格したものの、2級を引き続き受講したのに合格できず。
内容としてはよかったとは思います。ただ、2級の壁は厳しいなぁと思いました。
https://yuzurihano-sato.com/2020/10/21/fp-studing-20201021/
将来2級取得してAFP®︎も取得したかったので、スタディングから卒業して、アーティスでの2級・AFP基本研修のセット講座を受講しました。
ここでやっと実技のみ合格はできたけれど、実技が合格できない!どうして落ちてしまうのかわからずじまいで、落ち込んだままAFP®︎基本研修を受講して、先に修了させました。
AFP®︎の教材はよくて、提出しなければ課題についての解説資料はよかったです。

学科のみ合格になってから、もう通信教育で実技の勉強は必要ではなくなってくるので、独学になるのですが、独学に使う教科書をどうしようか迷いました。
私が今までに使ってきた参考書・問題集

5月実施分が終わると、一番早い参考書・問題集で6月初旬には本屋さんに並びます。
私3級時代にも購入し、2級を独学で合格するつもりで購入したのが、「みんなが欲しかった!」シリーズです。
今から思うと、絵での解説が多すぎてごちゃごちゃしている印象ががありました。
問題集もいまひとつパッとしなくて、日本FP協会から過去問をダウンロードするか、かなり後で知った過去問道場さんを利用して、過去問ばかり解いていました。
https://fp2-siken.com/kakomon.php
過去問ばかり解いていてもどうかと不安になって、問題集を買った時期はありました。

この問題集と、YouTubeでかなり有名なおーちゃん先生の動画を見ても、合格できない。
もう受検を諦めて最高の1級取得さえも諦めようとしていました。
悩んでも仕方がないし、一か八かで相談したのが、別のFP講師系のYouTube系の講師の先生でした。
勉強方法とテキストの見直しをまずしてみよう

勇気を出して、TwitterのDMで相談させていただきました。(お名前は内緒)
先生から言われたことはというと
- 市販の問題集を徹底的にやったかな?
- 間違えたところに❌、正解だったけれど微妙は▲、一発正答に◯を付けたか?
- 翌日に前日間違えたところをもう一度しているか?
- 一度終わっても完全に全て○印がつけられるまでやりこんだ?
- 問題集でわからないところを参考書でチェックしたか?
- 自分がすらすらと説明できるまで苦手なものは覚え込む
- 過去問をやるのは大事だけれど、まずは知識の定着!
とかなり細かい指摘を受けました。
言われてみると、市販の問題集はやっているけれど、ぼろぼろになるまでやったことはなくて、すぐに過去問を何度もしていました。市販の問題集をこなす分量は圧倒的に少なかったです。
参考書もせっかく買っているのに、チェックしていなくて、合否判定後に答え合わせをしていると「参考書に載っていた!」というものがほとんどでしたね。
一番指摘されて「そうだわ」と気付かされたのは、「前日分の間違いを翌日にしない」ことでしょう。今は、間違えたものは翌日またはさらに翌日繰り返してチェックをしています。
それでも、覚え間違えていて「なぜ間違えてしまうのか?」というのをノートにまとめています。
人気テキスト・問題集から離れてみることも大事。自分に合わないものを使っていたかもよ
私は、本屋さんや受検生で人気シリーズの教科書を使ったり、嫌気をさして過去問道場ばかり利用していました。
今回の9月受検に当たっては参考書や問題集を見直しました。
学科は日本FP協会もきんざいも同じ出題内容ですが、参考書や問題集を立ち読みしていて気が付いたことがあります。
きんざい受検者向けの参考書・問題集の方が意外とわかりやすい!
何度か受検していると、参考書のクセがわかってくるので、一発で合格されている方は別として、何度も落ちてしまう人(私のような人)だと、合う合わないってのがあるのではないかと気づきました。
結局は、アマゾンでの評判と2級合格者の皆さんの総評から、これならいいかなという参考書と問題集を購入しました。
問題集は、きんざいが発行している問題集ではありませんが、実技試験の箇所がきんざいに合わせている内容でした。
本を広げると、左側が問題・右側が回答 と赤シートで隠せて効率よく勉強できるので、即買いしました。
問題集は会社が違うのに、きんざいの参考書と連動している箇所が多く、無駄な解説絵が少ないです。
ごちゃごちゃした解説はいらないという人には、おすすめできます。
学科のみ合格。実技のみ合格。勉強範囲が変わるので注意!
私は実技のみ合格なので、ずっと学科だけ受検している人です。
勉強法で気になったことがあったので、ついでに先に登場したFP講師の方に勉強範囲についてもお聞きしました。
えーーーーーーーーーーー!!!!!!!
学科のみ受検でよかったと思った瞬間でした。
事情を聞いてみると、学科で法令改正した部分をたくさん出してくるので、実技試験で計算する際に、学科で覚えた知識(数字など)を活用しなければいけないからなんですね。
学科では年金関連や様々な法令の数値は変わっているし、制度も若干変更があるので、実技のみ受験といっても、楽はできないわけです。
もちろん、9月受験は法令改正が一番多かった4月1日付のを適用されますから、学科のみ受験も甘くはありませんよ。
FP9月受検まで時間は少ない!徐々に勉強時間を増やして知識の定着を急ぎましょう

FP試験の9月実施分は、なぜかその月の第2日曜日。他の開催日は月末なのですが、9月受験だけは少しだけ急がなければいけません。
私自身、9月に他の資格受験を検討しているのですが、今とても迷っているところです。
今回は勉強方法を見直して、プロの方のアドバイスをいただいた上で勉強を進めています。
ようやく、過去問回答も正答率が上がっているのと、記憶の整理がつき始めているので、このまま気を緩ませずに続けていくつもりです。
私のように「何度も受検しているのになんでだろう?」という方は、一度立ち止まって勉強方法の見直しをしてもよいのではないかと思います。
まだ、時間はあります。
今こそ、見直してダッシュできる時期なので、戸惑いを感じている方は一度立ち止まって見直しをしてみて考えていきましょう。