生活のこと

フリーランスの開業届。扶養内で開業届を出したいけれど大丈夫?

こんにちは。ペン姉さん(@penpenwaker231)です。

私自身、医師の指示でライターを廃業しました。本来は、ライターなどのフリーランス(個人事業主)はかなり高額収益をあげれば、「開業届」を出した方が税法上お得になります。

もちろん、少額を稼いでいても収入の申告をしなければいけませんが、私は事前に調べて「あまり稼いではいけない人」とわかり、かなりセーブして仕事をしていました。

周りは「いっぱい稼いで扶養から外れなきゃダメよ!」という方は大勢いましたが、個人の事情で開業届を出せない人はいるし、申告すら出せない人だっています。

フリーランスとして独立している主婦の皆さん、開業届をこれから出そうとお考えの方向けに、ざっくりですが開業届を出すことのメリットとデメリットを紹介します。

開業届を出すというのは個人事業主となること

「開業=個人事業主になる」となり、事業を始めますよというのが「開業届」です。仕事で得た収入を事業所得として申告するけれど、開業届を出すことで得られるメリットはあります。

メリットとして。青色申告ができる!損益通算ができる!

開業届を出すと、個人事業主として帳簿付けを細かくつけていく義務がでてきます。しかも複式簿記です。(簿記2級の知識は必要)

たいていは、会計ソフトで解決できるし、収入によっては、税理士さんにチェックしてもらうのもひとつの手です。

開業届で一番一番助かることは、青色申告者の所得控除が白色申告者の控除額と違うことです。

本来は55万円の控除額ですが、マイナンバーカードとICレコーダーによるオンライン申告をすると65万円の控除になります。

そして、開業届を出してから赤字を出した場合、譲渡したものや不動産収入(たまーにやっている方います)などの損益計算ができます。ただし、損益計算ができないケースなどはあるので、必ず税務署で確認してくださいね。

屋号付きの通帳発行ができる

一個人事業主になれば、自分が決めた屋号で銀行の通帳発行ができます。取引先に振り込んでもらう場所は必要ですので、作っておく必要があります。

もちろん、屋号の判子も作る必要は出てきますよね。

最近、個人事業主や法人名義の通帳が作れない銀行はあるので、開業前に専用口座を作りたい銀行に問い合わせをしておくとよいでしょう。
作れるけれど、必要書類が銀行ごとで違うケースもあるので、作れる銀行なら必要書類をしっかり揃えてからにしましょう。

わたし
わたし
開業届を出すのはいいけれどちょい待ってね

今まで主婦だった方が、開業届を出して独立するのはいいけれど、思いも寄らないことがあったりするのです。

扶養内だった人が開業することで困ることは出てきます

クラウドソーシングや外部のお客様から依頼を受けて、高額収入になる方は結構います。

高額収入を毎月100万円出す人は、開業届で個人事業主になるより、場合によっては法人化した方がお得になることはあります。

今まで普通の奥さんだった方が、優れた才能を持っていたというのはよくあることです。

ところが!

扶養内で収入を収めておきたかったのに、扶養外の収入になって「開業届を出した方がいいよ」となった時にどうするかですね。

ご主人の扶養に入っている方は困ってしまうケースはありますし、ご自身が兼業(開業届を出す予定)でご主人の扶養内で働いている場合ではどうしましょう。

ご主人の会社の規定次第では、扶養から外れる可能性はあります

私は、開業届けを強く勧められた時に、いろいろと調べて会社の労務部に相談しに行ってもらいました。

うちの旦那
うちの旦那
うちの嫁、個人事業主になるっていうてるけど。何か手続きする必要あり?
労務部の人
労務部の人
あ、それはうちの会社では、扶養を外れることになるんですわ

大手の企業の健康保険組合や協会けんぽなど、それぞれ規定は異なりますが、配偶者で今まで扶養に入っていた人が「開業届」を出すと、扶養から抜けなければいけないとしているところが多いのです。

開業届を出すということは、健康保険料や国民年金料を自分で支払えるとみなされるために、扶養から外すからです。

ご自身が健康で、十分にお仕事で国民健康保険や国民年金を支払えるというのなら、開業届を出して独立してもいいのですが、そうできない人もいるわけです。

病気治療に公的支援を受けている、体調が不安定で休むことが多い場合は注意!

一見「いつも元気じゃないか?」という方でも、実は病気を持ちながら働いていたり、お客様の理解を受けた上で、体調と相談しながら働いている方はいます。

私は現在国が認めている制度「自立支援医療(精神通院医療)」を利用して、ある病気の治療をしています。

開業届を出してもよかったのですが、扶養から外れることや安定して収入が得られるかという問題があり、医師と十分相談してライター業をしていました。

収入がそれほど出ないようコントロールしていたのも、この制度を利用して治療していたので、変更手続きを複雑化させないためでした。

近所のおばちゃん
近所のおばちゃん
手続きっていうたかて、むっちゃ簡単やないの?

いえいえ。保険の種類が変わっただけでも手続きは必要ですが、今「自立支援医療」制度の申請をしている人は多く、ちょっとした部分の変更だけでも時間がかかるのです。

様々な障害や病気をもちながら働くのは、様々な注意や管理は必要ですし、ちょっとしたことで寝込んで迷惑をかけることはあるので、該当する方は十分ご家族や医師と相談してから始めてみましょう。

開業届で独立するってすごいこと!その前に家族には十分相談してね

ご家庭のことをしながら、フリーランスとして働く女性は、年々増えています。お子さんを持ちながらも頑張って働いていて、年商1000万円という方も聞いたことはあります。

私は残念ながら、主人の会社の労務部の見解や私の持病の都合上、高額で稼ぐという夢は叶いませんでした。

今は、地道に自分なりの収入の得方を考えているところです。

開業届を出してももんだいなしでそのうえで働くことは、健康であれば様々な面で大きなメリットはあります。

しかし、病気や家族に何かあれば、大変なことにはなるので、フリーランスとして働いていくうえでは「健康」は大事ですので、開業届を出す場合は十分考えて出してくださいね。

ABOUT ME
ペン姉さん
4年半ライター業として、金融系(教育費関連)などを執筆。 持病の体調不良により、ライター業はおやすみ。 家族は夫と娘(高1)と私の3人。 子育てに関する情報と大人からの学び直しについて お伝えしていきます。 詳しいプロフィールはこちら