こんにちは。ペン姉さん(@penpenwaker231)です。
私が大人からの習い直しで書道を復活させてから、2年になりました。
今お世話になっている日本習字は1年間通信教育で受講して、先日更新手続きをしました。
4月から新学期となるのですが、悩みはあります。
違う書道会からの編入として、入会時に過去作品を提出して、再認定で5級からスタートしました。
現在(2021年3月6日)は、12月に行われた大会で2級から昇級なし状態です。
おそらく、過去に書道を習ったことがある大人ならではの悩みだろうし、子供さんでもあると思います。
個人的にお付き合いさせていただいている方など、ご意見をいただいて、これは今同じ悩みをお持ちかもというお話しますね。
大人から書道の昇級段はあまり気にしないこと

幼稚園年長からずっと大人になっても継続している方なら、教室を開いて独立されている方は多いですよね。
大人からの書道を始める方は、初心者か過去に書道経験者の方でしょう。
私自身が「書道経験者でブランクがある」タイプで、段位を取ったとしても先生から教わったことは抜けています。
そして、「え?!書道ってそんなに厳しい世界なの?」と驚かされることはあります。
習う教室で流派が違うと指導が変わります
という声はありますね。
私も後から入会された方が段位を取ったと聞いた時は、落ち込みました。
調べてみたところ書道を教えている団体は約10団体。団体から離れて指導している方をカウントすると、ものすごい数になるでしょう。
私が大人から入った教室の流派は不明ですけれど、最低級の8級からスタートして教室通いしていても、なかなか昇級できませんでした。
そして、次に日本習字・通信教育部に入ってからはというと、最初は隔月で昇級できていたのに、突然昇級にしにくくなりました。
私と同じように突然昇級ができないという方は多いようです。調べてみると、流派の指導によっては簡単に昇級段をさせない時期はいきなりくるのは、当然あって、それをどう乗り越えるかをみているとも言われています。
上がりにくいのは教室の方針と「自分の技量不足」

私の個人的な師匠の方や、書道仲間で個人活動をされている方にお話を聞いてみました。
痛いところをつかれて、ドキドキしました。
今教えていただいている日本習字では年2回で「競書大会」を開いています。お手本はあるけれど、大作を書いてもいいし、いつものお手本から1作品提出というルールがあります。
創作となると自由な気持ちになるのか、スラスラとかけて、その時に1回飛び級しているんですね。
過去の作品は、

です。でも、あまりアドバイスをもらえなくてもやもやしていた時期でした。
今はというと、提出する書体を楷書体と行書体(流れるように書く書体)に変えてからは筆使いの注意をたくさん受けるようになって、先日返却されたのはこれです。

1月号あたりから、課題が難しいものになるので、昇級は難しいとは覚悟していたのですが、筆の穂先の使い方について返却作品にお手紙が添えられていて、びっくりしました。
自分の技量不足を痛感させらると同時に、悔しい気持ちもありながらも、大人の書道について考えさせられました。
昇級段は、結局なんのためにあるのか?もう1人の書道仲間さんや現在大学生・書道科在籍の子にも聞いてみました
大人の書道は「趣味としてなら」昇級段は気にしなくてもいい
さて、私より年下の方からの意見になりますが、思い切って聞いてみました。
本気で書道に向き合うとなると、練習量やこだわり方はすごいです。
寝るのも惜しむほどに頑張るのではなく、ほんの嗜みであれば、あまり昇級段にこだわりをもつ必要もなく、もし昇級段制度があれば、自分の上達度を図る目安と考えてもいいです。
下手でもいい。自分の得意とする分野を広げるには書道は楽しい。

今、私が取り組んでいる作品です。学び直しで入ってから、嫌なことはあったし喜ばしいこともありました。
仲間や師匠もできて嬉しいです。
大人から習う書道について紹介はしましたが、紹介後にさまざまなことが起きて、悩んだ時期はあります。それは、昇級段でした。

自分でもこんなに悩むとは思わなかったことで、師匠に気付かされてからは「そんなに気にしなくていいんだ」と考え方を変えました。
それでも、もやもやしてしまう時は、一度所属している教室や本部問い合わせ窓口に相談してみると、明確な答えは返ってくると思います。それでもやもやするなら、一度休むのもいいです。
書道は、習字と違いお手本はあるけれど、ある程度は自由に書いてもいい世界。
楽しく書道を楽しんでみましょう。