みなさん、こんにちは。ペン姉さん(@penpenwaker231)です。
「Googleアドセンスに合格したー!」とSNSで方向したその日から、気をつけなければいけないのが、「アドセンス狩り(通称アボセンス)」との攻防戦が始まります。
7年間運営していたサイトと半年前から始めていたサイトで、
と通告がきて、何が起きたかわからず。
メールでの通告を読んで「アドセンス狩りにあったんや!」と気づいたのでした。
アドセンス狩りとはなんぞや?

アドセンス狩りって一体何?どきりとしますよね?
アドセンス狩りの大まかな概要と、実際に私が受けた被害を説明します。
そもそもアドセンス狩りとは?
「アドセンス狩り」とは、不正アクセスや不正クリックを繰り返して、そのサイトの広告配信を停止させるもしくはコードの永久剥奪させる行為です。
ブログを立ち上げれば、一度はチャレンジしたくなるのが「Googleアドセンス」。
広告配信されたものをクリックすることで課金が発生する「ビジネス」です。ちょっとした小遣い稼ぎから、大きな収益を生み出せます。
作為的に広告配信を増やすことやクリックを増やすことは、アドセンスポリシー違反。
Google側でも最近は怪しい動きは排除されると言われています。
が!
と見受けられるサイトに対し、広告配信の制限をおこないます。
実際に私が受けたアドセンス狩り被害

アドセンス狩りを受けた人、みなさんが「ある日突然知らせきました」と話されますが、私もある日突然連絡きました。
「お客様のAdSenseアカウントでの広告配信を制限しました」
えーーー!なんでやーーー!
この画面の下に、なぜ制限されたかの理由は書かれていました。
先日、お客様のAdSenseアカウントで無効なトラフィックが検出されました。グーグルではこの事態を受け、お客様のアカウントでの広告配信を制限いたしました。
-通知メールより一部抜粋-
「無効なトラフィック」とは、悪意のある不正クリックが行われて配信制限を受けたということになります。
何をどうすればいいのか調べている時に「アドセンス狩りの被害を受けやすい人」と言うのを見かけました。
・人気や実績に対する恨み
・ブログやSNS上での書き込みに対する妬みと恨み
・単なる愉快犯
・botによる被害など
・アドセンスビギナーへの嫌がらせ
私が一番気になったのは、配信制限前にSNSで書き込んだ内容がまずかったのかとみています。
関連コンテンツが使えるようになったー!
これが一番まずかったのではないかとみています。
関連コンテンツは、数字などは公表されていませんが、ある一定条件を満たせばGoogleから開放される広告コンテンツです。
たまたまアドセンスの画面を開いていた時に気がついて、SNSで書き込んだのですが、誰かの気分を悪くした可能性はあります。
しかも、2つサイトを運営していて、一番稼ぎどきの時に広告制限をかけられてしまってはたまったもんじゃないし、回復させるにはどうすればいいかを探しました。
ページCTR率を調べられるところまで調べる!
Googleアドセンスとグーグルアナリティクスの両方の管理画面、それとワードプレスのプラグインなどで報告できることを洗い出してみましょう。
一番わかりやすいのは、アドセンス画面でチェックできる「ページCTR率」をみてください。
通常は、平均0.5〜2%と言われています。5%を超えると異常値で「アドセンス狩りされるぞ」とみていいと言われています。
実は、ページCTR率が異常な数値を出している日があり、27日と28日に5%以上を超える数字が出ていて、気にしていなかったのが原因でした。
5%を超えてるのに報告していれば制限回避できたものを、報告しなかった私にも問題はあります。
ちなみに異常がみつかった場合は、「無効なクリックの連絡フォーム」から資料を揃えて報告できます。
<フォームに書き込みたい内容>
・氏名
Googleアドセンス登録名
・メールアドレス
Googleアドセンス登録アドレス
・サイト運営者ID
GoogleアドセンスID「pub-〇〇」
・広告コードが表示されているURL
自分のサイトURL
・トピック
「アカウントで発生する通常とは異なる動作をレポートする」
・クリックが発生した日時
該当の日時、複数あればすべて
・無効なクリックの疑いがあることを示す該当部分
Googleアナリティクスなど不正クリックが証明できるキャプチャなど
Googleドライブなどに格納してURLを記載
・不正な操作の原因と考えられる疑わしいIPアドレス~
解析ツールで詳しいデータが分かっていれば記載
※キャプチャなどデータやこちらで調べたものをひとつにまとめた方がわかりやすいようですので、Googleドキュメントにキャプチャを貼り付けて、ご自身で調べたデータをまとめても大丈夫でした。
ドキュメントにまとめた場合は、ファイルのURLを記載してくださいね。
2つ以上運営している人は、それぞれ制限を受けます。それぞれで不正なアクセスが特定できそうなら、わかるだけ書いておきましょう。Googleドキュメントに全ての証拠と画像(スクショでもいい)を入れておくと解除も早めに住む可能性はあります。
普段からやっておきたいアドセンス狩り対策

ようやく私の無実がわかったのか、徐々に広告表示が復活していますが、一度制限を受けると取り戻すまでに時間がかかります。
Googleからの制限連絡のメールでは「30日未満は影響がかかる」と出ていました。私はカウントすると28日間制限を受けた計算になりますね。
ポリシー違反で配信停止をされたのではなく、はっきりとした理由がわかっていれば、配信制限で広告が表示されなくても、記事は書けるんです。
記事を書きながらも、サイトの配信停止解除はできるので、続けながらの対応はしていきましょう。
ただし……はてなブログやライブドアブログなどのサイトではできないことってあるんです。これは後日私の大失敗話があるので、後日公開しましょう。
必ずやって欲しいアドセンスのCTR率は毎日チェック
アドセンスに合格された方は、Googleアドセンスの管理画面とお友達になっているはず。
アドセンス狩りから自分のサイトを守るには、毎日(なるべくやって欲しい)ページCTR率をチェックしてください。
普段は見かけたことが数字(5%以上)になった日は、グーグルアナリティクスでのPV数も確認して、2〜3日続くならすぐに報告をあげてくださいね。
アドセンスとアナリティクスを連動していない方っていらっしゃいますか?実は連動させることができるので、「私してないわ」という方は連動させておきましょう。
アドセンスとアナリティクスとの連動はアナリティクス側から以下の順番でできます。
詳しくは公式サイトを確認くださいね。
「管理」>「プロパティ」>「AdSenseのリンク設定」>[+新しいAdSenseリンク」
<追記:2021年4月1日>
3月25日頃にCTR率が15%という驚くべき数字が出て、様子をみたいたけれど、数値が下がらないという事態が出ました。当然収益は4桁台。
収益とCTR率がアンバランスということはアドセンス狩りではないかと疑いました。
大概は徐々に1日で数字が落ちるはずなのに落ちないので、おかしいというわけで、報告に必要なデータを集めて、Googleドキュメントにまとめて、連絡フォームから送信しました。
データはスクショでも大丈夫でした。
そして、今日(4月1日)。
アドセンスのデータを確認すると、3月25日分の収益データは削除されていました。
ということで、3月は体調不良は多忙だったため、ブログ更新をしていなかったので、収益は微々たるもの。
落ち込みはするけれど、アドセンスの権利は失わなかったということで、きちんと管理していると評価はされます。
WordPressで運用なら入れておくとよいプラグイン
自分のサイトをWordPressで運用しているなら、プラグインで防ぐ方法もありです。
私が半年前から運用しているサイトには、「AdSense Invaild Click Protector」と「WP-BAN」を入れています。
「AdSense〜」は1時間に○回クリックしたら広告を出さないなどの設定ができて、非常にいいです。何度もやってきてクリックしようとする人間を寄せ付けないようにもできます。
※「こんな国からアクセスあるの?」と思ったら、botからのアクセスは疑ってもいいかも。「AdSense〜」は特定の国からのアクセスも制限できます。
「WP-BAN」は、IPアドレスがわかっていて、訪問回数が異常だったり、コメントで嫌がらせを受けた場合に
と跳ね返すプラグインです。
ワードプレスを利用しているなら、このふたつはぜひ入れておくと少しでも安心できますよね。
はてなブログやライブドアなどはどうしましょう?
はてなブログにライブドアブログで、アクセス解析はできるものの、アドセンスとアナリティクスでの数字で監視するしかないですよね?
ところが!
最近は、外部サイトから不正なアクセス管理ができるようになったので、少々お金はかかってもいいという方は利用する価値はあります。
もちろん無料プランでも十分可能ですので、無料プランで様子を見ながら有料プランに切り替えてもよいでしょう。
私は、つい最近このツールを知ったので効果はまだまだわかりませんが、様子見ということで失敗談と合わせて紹介します。
最近、頻繁にはてなブログ側での不正クリックが確認されています。記事を更新するたびにCTR率が異常数値となっている日が多く、クリック数と噛み合わないため、詳しく分析させていただいて、グーグルに報告しました。
今は、頻繁に起きる不正クリック対応のため、一時的に広告表示が出ないようにしています。原因はコメント欄を取り消した為の嫌がらせと思われます。
このブログに関して、不正クリックが行われた場合は、プラグインで制御していて、ある数に達した時BANするようにしています。
意外なところから攻撃。制限中はSNSからの流入を止める
私がSNSで「関連コンテンツがついたー」と書き込みをした日から、CTR率があがりました。
疑いたくはないけれど、SNS上でのフォロワーさんやたまたま見かけた人からの攻撃を受けたとは信じたくはありません。
制限のきっかけが自分で気になっているツイートと思うなら、制限期間中に自分の書いた記事を紹介するのは危険です。
CTR率を確認しているのならいいのですが、完全に収益が通常どおりにもどるまでは、記事紹介は控えておくに越したことはありません。
もしくはSNSでのサイト紹介を控えておくのもいいでしょう。
アドセンス狩りからサイトを守れるのは自分自身だけ
- 日頃からCTR率は見ておこう
- アドセンスとアナリティクスは連動させておく
- 怪しげな数値が出たら資料をまとめて報告
- 怪しいIPアドレスが特定できればブロック
- WordPressを使っているならプラグインを活用する
- 制限中は執筆OK。でもSNS上での宣伝は控える
- SNSからの流入を一時抑えるのもひとつの手段
- 一度被害に合えば、復活まで時間はかかる
- 報告が早ければ、未然に配信制限や停止を免れる
アドセンス狩りは悪質ないたずらです。しかも、制限ではなく停止になれば2度とアドセンスコードは発行されません。
7年間安定した収益をいただいていたサイトひとつを、たった3日で振り出しに戻されたので、怒りと悔しさしかありません。
昔は、アドセンス狩りをされれば即刻BANされていたけれど、今はある程度Google側もパトロールをしているので、怪しい不正クリックは防いでいるようです。
それでもね、サイト管理は「自己管理が基本」とGoogleは申しております。だから制限や停止って出てくるわけですわ。
やられた人はみなさん同じことを書いていますが、あえて書きます。
「もう2度と私と同じ目にあわないように」