こんにちは。ペン姉さん(@penpenwaker231)です。
日常生活で頼んでもいないアドバイスをしてきて、困った経験ってありませんか?
特にSNS上で身内のちょっとしたことを書き込みしただけで「この手続きをしなさい」など何度も書き込まれるなど、精神的にしんどい時に困ってしまう書き込みに巻き込まれやすくなっています。
よかれと思って書いてくれたのかもしれないけれど、かえって画面の向こうの人を傷つけてしまうことがあります。
私も余計なおせっかいで縁切りされてから、気付かされて見直したことはあります。そして、人間の誰しもが持っている行動であることも学びました。
日常生活よりもっと気づかいが必要かもしれないSNSで、困ったアドバイスに対してはどう向き合えばいいでしょうか?
人が何も頼んでいないのに助言はしてはいけない

私は現在FP技能士の勉強をしています。FPの勉強で「倫理の論点」が問われることがあります。
AFPの基本研修でも「お客様が望むことに対して提案書を作ってください」と、注意書きが出ています。「どこまでお客様の気持ちに添えれるか」の範囲は迷い、相手(模擬的なご家族)が望む範囲内で提案書を作成し、AFP基礎研修に合格しました。
つまり望んでいないことに対してアドバイスは出すのはいけないのです。

FPなどに限らず、日常生活の中で各ご家庭で困っていることで、相手から何も望んでいないのに助言をするのは、マナー違反。
「実はね、こういうことで悩んでるの」と聞かされてから、相談に乗るのが相手への気づかいになります。
特に、SNSはどういうご家庭なのかが見えないので、細心の気づかいは必要かと思います。どこの誰ともわからない人の深刻な悩みは、そっとしておくのがベター。よかれと思ったことが、すでに知っていたり、その人を傷つけてしまうことがあります。
アドバイスしてきた人の書き込みが正論である場合はあります。でも、実は対応慣れしていたり、その道の専門家で、不安のあまりにSNS上で書き込むことはあるでしょう。
だって、人間ですから弱気になることはありますものね。
頼んでもしないのに助言して、嫌な気分にさせていく人がいるのでしょうか?
「マウンティング」と少し違う。おせっかいともまた違う。人間が生まれ持っている欲の出方
人は何かしら知識を持つと、個人個人の正確によりますが、ついつい「自分はこんなにすごいこと知ってるんだよ」と自己優越欲が生まれやすいと言われます。
誰かの為に助けたい。手助けしたい。
このような気持ちでなんらかの職業についた方は、当然そう思うだろうし、誰もが親しい人のために手助けしたいというのは当然でしょう。
不安な気持ちの中に、ちょっとした手助けがあれば嬉しいですよね。
「助けたい」という視点やアドバイスが、相手の気持ちに寄り添っていなかったり、論点がずれてれば「それはやめてよ」と拒否されてしまいます。
繰り返しでも1回でも、論点がずれていて、押し付けになってしまうとそれはいいアドバイスとはいえません。
書き込んだ主はというと、「少しつらさを和らぎたかっただけなのに」が書き込みによって傷つきを招くことがあるので、今のSNS運用でも書き込む内容は注意しなければいけません。
実例です。我が家の身内が突発的なことで入院し、SNSに書き込みをしました。FP関連の方から保険に関することについて書き込みがありました。
しかし、保険会社の方と連絡がついてから「え?手続きより病状が安定してからでもいいですよ。ご家族様のお体も大事にしなきゃ」と気づかいを頂きました。
あとで相手の書き込みを見ると、ひどい悪口を書かれ、自分の軽率な書き込みで自分が辛くなり、そして相手の対応は実は正解ではありませんでした。
一つの事例に正解は複数あるので、踏み込みすぎはいけないというわけです。
もし「頼んでもいないアドバイス」を受けた場合は?

もし、SNS上はもちろん実正解で、頼んでもいないアドバイスに対しては、やんわり「もう間に合っているから」とお断りを出していいです。
再度食い下がるようにアドバイスをしてきても、スルーして無視していいです。
本当なら自分の心が乱れていなければ、相手の気持ちや状況をわかるはずです。
さまざまな事情から「言ってあげなきゃ」というのは、心が疲れている証拠。心の余裕があれば、察していろいろとは言いません。
SNS上でお断りを出しても、迷惑行為をされた場合は、ブロックや通報で対応でいいです。
大概はスルーしていれば大丈夫で、しばらくSNSから離れて落ち着いてから戻ってもいいでしょう。
聞き上手は話し上手。SNSや実生活でびっくり話はスルーかお断り

昔から「聞き上手は話し上手」という格言がありますが、ご存知でしょうか?
話をうまくきける人は洞察力が深く、相手の立場に自分を切り替えてから、自分が助けられることであり相手を傷つけない助言はします。
もしくは、話だけ聞いてあげて不安を取り除くようにします。誰かに話す(もしくは書く)ことで不安が解消されます。
しかし、ネットの世界は不特定多数の考え方があり、多様性があります。困ったことを書いてくる人は結構います。その反面、きちんと空気を読み取ってくれる人はいます。
「聞き上手は話し上手」であり、あなたも心掛けているといいことはたくさんあります。
困ったアドバイスはスルーでいいし、話を間に受けなくていいのですよ。世界は冷たいようでも、的確な対応をしてくださる素晴らしい方はいるので、気にしないようにね。