FP関連

FPを目指すなら知っておきたい。生保の勧誘と解約は慎重に冷静に

こんにちは。ペン姉さん(@penpenwaker231)です。

この頃ある本やYouTubeチャンネルで「保険不要論」って話が出ているのをご存知でしょうか?

お金にまつわる解説本なんですけど、FP業界や生保・損保関連の人のほとんどは買って読んでいるという本です。

購入される方は多いらいけど、すぐにメルカリなどの売買アプリで出回っている本でもあります。

その中で「保険なんて解約しちゃえ!公的援助あるじゃん」という話が出るので避けている方は多いでしょう。それは、一度でも加入した保険で救われた人達がいるからです。

さて、ここから本題。

実は、最近になって強引に生命保険(損保はあまり聞かないかも)関連の方による強引勧誘や、内容と異なるから解約したいけれど手数料が高いなどなど。

助けてーと悲鳴をあげている方が続出しています。

過去に転職活動時に生保の保険募集人の研修を受けたことがあります。(本当は事務員だったのに)

守秘義務部分があって、詳細は好評できませんが、実体験も含めて生保の強引勧誘と「生命保険って必要?」と思うところをまとめました。

強引な生命保険被害は結構多い!事例も紹介

日本は「国民皆保険制度」があるので、もし入院・手術で高額医療費の請求があったとしても、「高額医療費制度」の中で、実際の支払い額が抑えることはできます。

「高額医療費制度」を支払っても家計に影響はあるので、役に立つのが「生命保険」ってわけです。

私の父は、足の手術(骨頭部壊死)と肺がん手術をしていますが、生命保険に入っていたおかげで、手術費・入院費・一時金を受け取っています。生命保険がなければ、その後の家計は苦しかったはずです。

かなり前に生保・損保での販売緩和規制が行われたのはご存知でしょうか?銀行でも保険が売れるようになりましたよね。

銀行へお金のことで来店したのに、保険を勧められたって経験の方は多いのではないでしょうか?

生命保険の申し込みはネットからもできるようになって、賭け金が安くてもいい商品(保険)が販売されるようになったので、強引な勧誘をしたり説明不足で後日トラブルになるケースが出ています。

国民生活センターに寄せられている相談例と実際に起きている話

国民生活センターには生命保険の契約や解約絡みの相談が寄せられています。

2019年の報告では8798件寄せられています。(2020年は2452件と減少傾向)

・何十年も前に保険会社から解約返戻金があると言われて契約していたが、
事業譲渡後の保険会社に「引き継いだ保険は掛け捨てなので返戻金はない」と
言われた。

・将来のために2、3年前から生命保険に加入しているが、説明や書面に不備が
あるため、解約して返金を求めたい。

・5年前に銀行の勧めで外貨建て生命保険に加入した。リスクのない契約を強く
希望したが為替差損が出ている。どうしたらよいか。

・銀行の窓口販売で勧められて外貨建て生命保険に加入し、退職金1,000万円を
保険料に充てたが、為替変動が激しく高額な手数料負担もあるので解約したい。

・母が信託銀行で外貨建て生命保険を契約していた。しかし、外貨の為替相場が
対円で下落しているので、解約したほうがよいのではないか。

引用元:生命保険関連「各種相談と傾向」 – 国民生活センター

良識のある生保募集人でFP資格(2級以上)を持っている人であれば、明らかにFP資格を剥奪されてもおかしくない話で、むちゃな保険勧誘としかいいようがありません。

私の場合は、夫の定期保険の一部解約で銀行を訪れた時に、手続き中に窓口のお姉さんがにっこり微笑みながら「外貨保険はどうですか?iDeCoはお考えですか?」と資料を出されました。

その当時はまだFPの資格はないけれど、違和感があったので、「今はなにも考えていませんから」と断りました。

最近、知人から聞いた話では生保に勤めている知人からの勧誘で断っても帰ってもらえず、泣く泣く申込書にハンコをついたと話を聞いています。

強引な勧誘・不明瞭な説明はNOを出してよし!救済策や専門家に対応をお願いした方がいいことも

クーリングオフ制度はご存知でしょうか?

買うつもりじゃないのに、言葉巧みに強引に買わされた(契約させられた)事例に対して適用される制度で、生命保険に対しても適用を受けられる場合があります。

契約に対しては、クーリングオフ制度が適用される可能性は高いです。

クーリングオフの手続き。そして制度が適用されない場合。

クーリングオフ制度の手続きをする場合は、

  • 契約申込日
  • クーリングオフについて記載された書面を受け取った日

いずれか遅い日にちから8日以内に、申し込みの撤回または解除を書面で行うとしています。

ただし、クーリングオフができない場合もあります。すでに契約していて年数が経っている保険はもちろんクーリングオフはできませんので、ごめんなさい。

クーリングオフができない場合って?
・保険会社の営業所に(契約目的で)出向いて契約した場合
・保険期間が1年以内の契約の場合
・契約にあたって医師の診査を受けた場合
・加入義務のある保険(自賠責保険など)契約の場合
・法人などが締結した契約の場合

保険会社の営業所に出向いての契約の場合、昔は保険金の設定額が高額なら一時保留などあったようです。(保険金を目的とした詐欺事件などが横行した為)

家に保険募集人を自分から家に入れて契約した場合は、クーリングオフ制度対象外になります。知人だからといっても、保険契約を考えていないなら家の中に招くことはないですよ。

解約返戻金絡みのトラブルは専門家に任せるのがベスト

契約に訪れた生保募集人の説明不足や、契約した保険について詳しくないまま契約した場合は、証拠があれば解約できる可能性はあります。

証明することが難しい為に、泣き寝入りするケースがほとんど。

どうしても解約したいという場合は、まず「お金の専門家」のFP(ファイナンシャルプランナー)に相談することをお勧めします。

しかも、企業内ではなく独立系FPが一番中立な判断をしてくださいます。法律上必要とあれば弁護士などの紹介をしていただけます。

解決方法が見つからない場合は、あなたが納得していない場合は不利益となっても「勉強代」と考えて解約手続きをしてもよい場合もありますので、FPさんによく納得いかない点を話してくださいね。

「保険不要論」はあるけれど、誠実な保険募集人の方はいますよ

「民間の保険なんか役に立たない」という保険不要論が今話題になって、ご自身の保険を全て解約した方がいると身近で聞きました。

実はですね、解約すると損する保険はあります。

バブル期に親御さんがかけていて名義変更をしている「貯蓄型保険」。

解約するべきか相談窓口で証券を出してみると「これ絶対解約しちゃだめー!」とストップされる保険内容があるのです。

バブル期に販売された保険で貯蓄を重視した保険は、契約期間などの条件次第では今解約すればもったいないというものがあります。

とある女性
とある女性
え?生保の人って契約ばかり取ろうとしていやだわ

なんて人もいるかと思いますが、誠実で柔軟な対応をとってくださる方はいらっしゃいます。

私は、生保募集人の資格はありませんが、将来は信頼されるFPになるべく勉強中です。FPは中立な立場で判断しますので、どうか困った際は独立系FPさんに相談してみてくださいね。

損害保険にしろ、生命保険にしろ、保険はかけておいた方が安心ですよ。

ABOUT ME
ペン姉さん
4年半ライター業として、金融系(教育費関連)などを執筆。 持病の体調不良により、ライター業はおやすみ。 家族は夫と娘(高1)と私の3人。 子育てに関する情報と大人からの学び直しについて お伝えしていきます。 詳しいプロフィールはこちら