子育て・教育

今問題で私も経験した「産後うつ」どうすればママを救えるの?

こんにちは。ペンペン(@penpenwaker231)です。

私が一人娘を産んだのは今から15年前。予定日超過のお産で2日半かかっています。「お産は軽く住むよね」と思っていたのですが、お産で時間がかかったことや出血がやや多めで、入院中に義父母の心ない対応で、病室でずっと泣いていました。

ホルモンが胎児維持から母乳分泌などに切り替わり、早速赤ちゃんをお世話しなければいけないこと、体調が優れなくてもヘルプが出しにくいことなどで、マタニティーブルーが出ると言われています。

落ち込みや涙が止まらないといった「元気がない症状」が2週間程度で治れば、マタニティーブルーといわれていて、特に心理療法などは必要なしです。

しかし、問題なのは2週間以上を経過しても、産む前の精神状態に戻らない・ずっと泣いている・起き上がれない・赤ちゃんのお世話ができないとなると「産後うつ」の可能性はあります。

・今まで働いていた方で妊娠をきっかけに退職された方
・里帰り出産が難しくて、1ヶ月でもヘルプが難しい方
・もしかして産後うつかもと感じている方
・妊娠中でも涙が止まらないなど気持ちがざわざわしている方

産後うつはこじらせると大変ですし、私の経験からもお話できることでお役に慣れれば幸いです。

産後うつは誰がなっても不思議ではないこと。マタニティーブルーとどう違うのか?

マタニティーブルーが出ない人もいますが、産後うつも出ない人はもちろんいます。

産後うつの症状として、一般的に言われるのは下記の症状です。

・涙がなぜか出て止まらない
・深く悲しむ
・気分の浮き沈みが激しい
・普段より怒りっぽくなる
・極度の疲労感

 
と言われています。
マタニティーブルーでは、この症状は出ていても2週間程度で治るのですが、2週間以上超えても症状が治らない場合は、「産後うつ」と言われ、投薬やカウンセリングが必要になります。

やっと産後検診で行われるようになった「産後ママの精神チェック」の現状

産後うつが社会的に注目されるようになってから、病院での産後検診で「産後ママの精神面チェック」が行われるようになりました。

病院によって、産後検診の回数は違うようですが、産後2週間と1ヶ月検診が行われるようになっていますね。私が産んだ病院は、すでに2回産後検診をする病院で、退院時に予約を取るシステムでした。

最近、赤ちゃんを出産した知り合いの話では、産後2週間検診時に、別室で助産師によるチェックが行われたということです。

この話を聞いてびっくりしたのは、チェックを行う時期はいいかもと思うのですが、精神疾患の検査ができて、フォローが入りやすい臨床心理士・公認心理士によるチェックではない点でした。

しかも、心理検査扱いとなるので、産褥婦のママさんとマンツーマンで行うべきなのに、付き添いの方(旦那さんや実家のお母さんや義母さん)が入られることです。

これでは、付き添いの方の手前上、本当は育児や産後のことで悩んでいることを、素直に話すことができない状況になります。産後うつを発症しているかもというお母さんを見つけ、適切な対応ができなくなります。

私がマタニティーブルーから産後うつとわかったのは担当の先生のおかげ

私が妊婦時代に担当してくださった担当の先生は、良い先生でしたが、何よりもお産の時から検診の時に対応してくださった先生の「気づき」が早かったおかげで、産後うつの対応が早くできました。

無事に子供が生まれて、初乳を上げている最中に義父母が入ってきて、赤ちゃんを奪われたことから、LDR室で大号泣して、その日からずっと泣き暮らす日々が始まりました。

その場で、先生が「すみません、お母さんの出血量が多いので、出ていってもらえますか?」と言ってもらえたのですぐに出ていってもらいました。

産後の出血は多めでしたが貧血なしでしたけれど、精神面でかなりつらかったです。

入院中はよく看護師さんや助産師さん、担当先生が様子を見にきてくれたけれど、涙は止まらないし、ふらつきは出るしで、「この先、子育てってできるの?」と不安いっぱいでした。

1週間の入院で退院となりましたが、2週間検診と1ヶ月検診との私の様子で「産後うつを発症している」と担当の先生が総合判断して、専門病院を紹介してもらい受診しました。

専門病院での対応。母乳の人でも安心して受診して欲しい

私が紹介された病院で、産婦人科での紹介状の内容をもとに、早速問診が始まり、母乳育児をしていたので、授乳中でも飲める薬を処方してもらい、臨床心理士によるカウンセリングを受けました。

「何がつらいのかな?」という話からスタートし、根本的な原因とこれからどうすべきかという点を整理して、今後どうすればいいかなどを臨床心理士さんと担当の先生、私の家族(夫や実家の両親)と踏まえて、私が回復するまでの道筋を組み立てて行きました。

私の場合は、

・里帰り出産時に、祖母が認知症で入院。産後は祖母が入院先で大変で私は放置   された
・ふらつきやめまいをいっているのに、両親は「大丈夫」の一言で済ませたこと
 への不満
・定期検診に「忙しいから」と言われたことへの不満
・義父母がLDR室での授乳中に断りもなく入ってきて我が子を抱きしめた。
・そのタイミングが初乳をあげていたこと
・疲れているのに、誰も労いの言葉もなく、辛さを言えなかった

と今の記憶の中で、先生から指摘されたことです。

原因となることは、人によって異なります。今まで共働きで働いていた女性が、妊娠で退職してから、「孤独で過ごしていること」で妊娠中にうつの引き金になるという話が、漫画「コウノドリ」で取り上げられています。

「産後うつ」がメインに取り上げられているのですが、妊娠中にも「産後うつ」と同じ症状で苦しむ人は出てきます。

「孤独」になることが一番ママさんにとって怖いこと。

私も指摘されて「そうだ!」と思ったのは「孤独が怖い」でした。

誰か人がいても「目に見えない孤独感」が産後うつの引き金になったり、回復が難しくなる原因ではないかと思うのです。

おむつの交換や赤ちゃんのお着替えなどはママができるとしても、母乳をあげることはママにしかできないし、「ママでしかできない仕事」ってありますよね。

産んですぐに「さぁ、うちは母乳育児でお願いしていますよ」という病院はあるし、里帰り出産でもおばあちゃん世代の育児を押し付けられるケースもあるしで、どれが正解かはわからないんです。

1ヶ月間は特に体の回復最優先なのに、動かなければいけないことが多くても、我慢させられてしまう状況も多く、「誰に相談すればいいの?」と不安と孤独を駆り立てるばかりなのです。

困った時は産んだ病院や公的サービスへ相談して欲しい!身近な人の助けも!

心が辛くて2週間検診まで耐えられない状況であれば、我慢せずに出産した病院へすぐに連絡をしてください。すぐに産婦人科でできうる限りの心と体のケアについて対応していただけます。

例えば、助産師外来や母乳外来を持っている病院であれば、心の辛さまでは推し量れない部分はありますが、長年の経験からの「気持ちが楽になるママと赤ちゃんのケア」を教えてくださいます。

里帰り出産なら、助産師さんから親御さんへのアドバイスをしてくださるところもあります。

また、妊娠中や里帰り後に「うつかも」と気づいた時は、公的サービスで相談も受け付けてくださいます。

同時に、ママさんが「わたしとても育児で辛い」とご主人やご家族に合図を出すことは大切!

たとえ二人目の赤ちゃんの出産でも、辛い時は辛いのですから、どうかママさんがヘルプを出した時は、心の支えになって上げて欲しいです。

産後うつから本格的なうつになるケースもあるので、気をつけてあげてね

産後うつの治療が終わったとしても、ふとしたことから、本格的なうつに移行することがあります。

実をいえば、私はこのケースにあたる人で、一旦産後うつは治ったのに、1年後に「気分障害」といううつの一種と診断されて、現在も治療中です。

産後うつが寛解(精神疾患の場合は完治といわないです)したのに、引越しで「物理的孤独」が生まれた為に、再発となりました。

「物理的孤独」とは、マンションへの引越しとご近所との接点がなかったことでした。さすがに、マンション生活は難しいと夫が決めて、マンションを売って、実家近くの町へ引越しをしました。

そのおかげで、安定するようになり、実家の協力も得られやすくなって、いつか治ると期待しています。

週末は、夫も家事はもちろん料理もしてくれるようになったし、子供も成長するとお手伝いをしてくれるようになったので、気楽になりました。

「孤独」が産後うつやその後の精神状態を左右する。家族で支えて上げて欲しい

赤ちゃんがお腹にいる時に、様々な不安や孤独を感じるけれど、産後の負担は体の負担もあるので、もっともっとつらいものです。

それに気がつける人って、本当に少ないと思います。

これは、本当!

産後うつはこじらせると、治療に時間がかかるし、適切な治療をうけられなければ、大変なことになります。

病院で受けるチェックだけでは私は不十分ではないかと思うので、今後はどうかもっと、産後うつに近い人を救えるような対応をお願いしたいと思います。

ABOUT ME
ペンペン
4年半ライター業として、金融系(教育費関連)などを執筆。 持病の体調不良により、ライター業はおやすみ。 家族は夫と娘(高1)と私の3人。 子育てに関する情報と大人からの学び直しについて お伝えしていきます。 詳しいプロフィールはこちら